コミュニティユーザや開発者をターゲットとした、GNU Lesser General Public License(LGPL)のバージョン2.1(詳細はこちら)に基づいた
LIFERAY PORTAL コミュニティ版(CE版)に加えて、企業で使用することを目的としたEE版を提供しています。EEのライセンスは、ライフレイのソフトウェア利用許諾契約に基づいています。*
このデュアルライセンス形態は、ライフレイのLIFERAY PORTALをオープンソースプロジェクトで管理する方法によって実現されます。CE版とEE版の両方は、同じオープンソースがベースで、コミュニティによって開発されたソフトウェアプロジェクトです。ポータルのコアレポジトリに格納されるソースコードは、ライフレイのソフトウェア開発者およびコミュニティ貢献者が提供しています。コミュニティ開発者から提供されるコードは全て、ライフレイの厳しい品質基準審査を通過しなければなりません。そしてコード提供者は、作成したコードをライフレイにライセンス提供または帰属します。その結果、精密に管理されたコードベースと、コミュニティユーザや企業のお客様両方にとってベストな方法でLIFERAY PORTALをパッケージ化しライセンスする自由度を得ました。
LIFERAY PORTAL EE版はCE版に比べて、企業の基幹業務での利用を念頭においています。まずEE版は、強固でより安定しており、正式にサポートされたポータルソフトウェアプロジェクトのビルドです。また、コンプライアンス準拠と危機管理を重視する企業の場合、オープンソースライセンスの準拠と管理は重要です。プラットフォームやフレームワークとして利用されるポータルは、ユーザ自身のコードで組み込みや拡張できるため、オープンソースライセンスの形態によっては、無意識に不正な利用がされている場合もあります。これらの懸念事項に対応するため、ライフレイはEE版を上記にあるようなデュアルライセンスモデルで提供しています。このアプローチは、エンタープライズ向けユーザにおけるオープンソースライセンスのコンプライアンスや管理にかかるコストや負担を著しく緩和します。LIFERAY PORTAL EE版では、必要なソリューションにカスタマイズする自由と、知的所有権の制御が得られます。
オープンソースの価値を守るため、エンタープライズ・サブスクリプションにご契約いただいているお客様には、サブスクリプションサービスの一環としてLIFERAY PORTAL EE版のソースコードにアクセスしていただけます。これらには、全てのアップデート、アップグレード、セキュリティパッチ、サービスパックなどが含まれています。
最終的にこのデュアルライセンスのアプローチは、常に最先端技術を利用しながら、規格に準拠しているオープンソース開発ソフトウェアを得られます。そして、LIFERAY PORTAL エンタープライズ・サブスクリプションの一部として提供されるため、オープンソースライセンスのコンプライアンスおよび管理のリスクおよび煩わしさを削減できます。
り詳細な情報、LIFERAY PORTAL EE版のソフトウェア利用許諾契約は、www.liferay.com/legalに記載されています。
* エンタープライズ・サブスクリプションご契約のお客様は、LIFERAY PORTAL EE版およびEE版用アプリやアドオンへアクセスできます。